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2025 7月20日 日曜日
春の休暇旅行で地方にいったときのこと。 駅からとても近いということで、常宿にしているところがある。 無数にスプーンカットされた木の床がいい。 天井のライトが床にあたると独特な陰影を含んだ光の反射が床一面にひろがり、 なんともいえないキラキラとした木材の輝きを味わわせてくれる。
スロバキア人の男性がリビングルームで釣りをしている。人を釣るのだ。 常にきれいに整ったキッチンにはコーヒーが用意されていることを知っている。 ひとはそこを通るしかないことを彼は意識しているかわからないが 以前は囲炉裏が中央にあったのだが、魚の彫刻の自在鉤が吊るされているだけである。 やはり釣るのか。 フランス人の女性とフランス語で会話を楽しんでいる様子。 着いたばかりの私は、彼女の後ろで斜に構えて、コーヒーを飲んでいる。 ちょうどスロバキア男性と目が合うか合わない感じである。 床を眺めている私に、ちらりちらりと彼は会話中に目線をこちらに向けることがあった。 彼がフランス語から英語にコロコロかえることに、私は違和感を感じた。 こらえきれずに尋ねてみた。 このリビングルームは、皆の共有スペースなので、我々だけしかわからない会話では、他のゲストたちに失礼 と感じ、そうしたのだという。 その配慮に感銘をうけた。
わたしは、ヒトでもモノでも accidental 「思いがけない」あるいは accident なのががこころを豊かにしてくれるますね。 というと、彼は、random という。アクシデントだと悪い印象があり、好ましくないという。
random も印象の良くない表現で登場することがある。 random person :全然知らない人、無関係な人 「何の脈絡もない」It is so random.
"accidental friendship" 試してみては・・・。
疲労と睡魔でもうろうとしながらも話が止まず深夜1時過ぎ、 アメリカ人らしき若い女性が変な夢を見て目が覚めたと下りてきた。 翌朝、彼とリビングで出くわさず出発できたことにどこかほっとした。
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